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第2回「救急車呼べると思いますか?」(片柳)

万一の時は救急車を呼びましょう!こんな呼びかけがされています。

しかし、いざとなった時、本当に救急車を呼べると思いますか?

実は、そこが大きな問題。
 

多くの場合、携帯電話を所持している、自分の知っている場所にいるなど都合のよいことばかりを想定して物事が言われています。

しかし、現実問題、そんなに都合良い時に人は倒れたりはしません。むしろ、倒れる時は最悪の条件下である場合が多いもの。

例えばランニング中、携帯を持っていない場合があります。

突然、誰か急病人が発生したらどうします?

仮に電話があっても、今居る場所がどこか、直ぐ言えると思いますか?

えっ、ここどこ?というのが殆どの場合です。


そうこうしている間に生死の分かれ目は近づいてきます。

いざという時に必要なことは、電話がなかったらどうするか、知らない場所だったらどうするか等の不利な条件を想定して日頃から対処方法を考えておくことです。

 

そして、救急技能講習を受けておくこともその方法の一つです。

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