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【普及課HP開設記念第5回】
≪一時救命措置(心肺蘇生とAED)≫その1:心肺蘇生とは (本間)
≪心停止の早期認識と通報≫
傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」と言います。
「救命の連鎖」
心肺蘇生とは、胸を強く圧迫する「胸骨圧迫」と、口から肺に息を吹き込む「人工呼吸」によって、止まってしまった心臓と呼吸の動きを助ける方法です。
脳は、心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、3~4分以上そのままの状態が続くと回復することが困難となります。
心臓が止まっている間、心肺蘇生によって脳や心臓に血液を送り続けることでAEDの効果を高めるとともに、心臓の動きが戻った後に後遺症を残さないためにも重要です。
命が助かる可能性は時間とともに減っていきます。その場に居合わせた「あなた」が心肺蘇生を行うことが最も大切なことなのです。
―次回は、一時救命措置(心肺蘇生とAED)その2―
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